目次
この記事を読むと解決すること
- 私人逮捕の意味と法的な位置づけが分かる
- 私人逮捕できる犯罪の一覧(刑法・特別法)が分かる
- 私人逮捕の注意点と実際に可能なケースが理解できる
YUJIRO元警察官の私が解説いたします。
私人逮捕とは?


私人逮捕とは、一般市民が現行犯や準現行犯の犯罪者をその場で拘束し、警察に引き渡す行為をいいます。刑事訴訟法213条に定められており、通常は警察の仕事ですが、例外的に市民にも認められている制度です。
- 強制力あり:逃げようとする相手を取り押さえるなど、一定の実力行使が可能
- 必要最小限:過剰な暴力は「傷害罪」になる
- 直ちに警察へ引き渡す義務:自分で拘束し続けると「逮捕監禁罪」になる
私人逮捕できる犯罪一覧


[swells_toggle title=”刑法編(代表的なもの)”]
| 分類 | 犯罪名 | 備考 |
|---|---|---|
| 生命に関する罪 | 殺人、傷害、傷害致死 | 傷害・暴行の現行犯も対象 |
| 財産に関する罪 | 窃盗(万引き)、詐欺、恐喝、強盗 | 万引きGメンが逮捕するのはここ |
| 性に関する罪 | 強制わいせつ、強制性交等罪 | 痴漢なども含む |
| 住居・建造物 | 住居侵入、建造物侵入 | 不法侵入の現行犯 |
| 公共危険罪 | 放火、往来危険 | 火をつけている瞬間など |
| 社会秩序 | 器物損壊、公務執行妨害 | 現行犯性が必要 |
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[swells_toggle title=”特別法編(代表的なもの)”]
| 分類 | 犯罪名 | 備考 |
|---|---|---|
| 薬物犯罪 | 覚醒剤取締法違反、大麻取締法違反、麻薬取締法違反 | 使用・所持など現行犯 |
| 銃刀関連 | 銃刀法違反 | 刃物の携帯・発砲など |
| 軽犯罪法 | のぞき、つきまとい、虚偽申告など | 軽微でも刑事罰あり |
| 公職関連 | 公職選挙法違反 | 買収など現行犯の場合 |
| その他 | 風営法違反、著作権法違反など | 刑事罰があるものは対象 |
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私人逮捕の注意点


- 現行犯・準現行犯に限る:犯行直後で明白に犯人と分かる場合
- 直ちに警察へ引き渡す:これを怠ると逆に逮捕監禁罪になり得る
- 軽微な交通違反は対象外:一時不停止や駐車違反などは警察対応に任せるべき
まとめ


私人逮捕は「一般市民が現行犯を強制的に拘束して警察へ引き渡す行為」です。法律上は幅広い犯罪に適用可能ですが、現実的には窃盗・痴漢・暴行・住居侵入など市民生活で直面するケースに限られます。
過剰な行為はリスクがあるため、基本は身の安全を第一に、速やかに警察へ引き渡すことが重要です。
以上、私人逮捕とは?できる犯罪一覧と注意点をわかりやすく解説【2025年版】でした!









