- スマホの設定だけで、「勝手な追跡」を今すぐ検知できます。
- 元警察官が教える、**「車やカバンの隠されやすい死角」**が分かります。
- もし発見した時、**「絶対にやってはいけないNG行動」**を知れます。
YUJIRO元警察官で武道歴20年以上の私が解説いたします。


便利な世の中になりましたね。
ですが、その裏で「便利さ」を悪用する
卑劣な人間も残念ながら増えています。
最近、ニュースでも話題になっている
「紛失防止タグ(AirTagなど)」を使った
ストーカー行為をご存知でしょうか?



「自分はおっさんだから関係ないよ」
なんて思っていませんか? それは大きな間違いです。
あなたを利用して、ストーカー等が
奥さんやお子さんの位置を探ろうと
するかもしれません。



実際にそのような被害相談が増えているのです。
対策を講じないということは
あなただけでなく、大切な人まで
危険に晒されてしまいます。
今回は、見えない追跡者から身を
「護る(まもる)」ための、
現実的で、誰にでもできる
具体的な対策をレクチャーします。
1. 紛失防止タグ(エアタグ)対策【他者への設置は違法に】



まず、皆さんに知っておいていただきたい前提があります。
2025年末から「改正ストーカー規制法」が施行されました。


これまでは「相手の承諾なくストーカー等が
GPS機器を取り付ける行為」や
「無断で位置情報を取得する行為」は、
法的に少しグレーな部分がありました。
しかし、現在は明確に
**「規制対象(=犯罪)」**として
扱われます。 警察も、被害者の
告訴を待たずに紛失防止タグ(エアタグ等)の
設置については「職権」で禁止命令を
出せるようになるなど、動きやすくなっています。
つまり、もし不審なタグを見つけたり、
執拗な追跡を感じたりしたときは、
遠慮はいりません。



法律はあなたの身を「護る」ための剣となりました。心当たりのない紛失防止タグ(エアタグ等)が見つかった場合は迷わず警察を頼ってください。対応・対策してくれるはずです。
2. 紛失防止タグ(エアタグ等)対策【日常点検が最大の防御】


敵は、あなたの目が届かない
「死角」に紛失防止タグ(エアタグ等)を仕掛けてきます。
日常のちょっとした確認が、あなたを護ります。
- 車の「下」と「隙間」
車は絶好の隠し場所です。
特にバンパーの裏側、
ナンバープレートの隙間、
タイヤハウスの内側などは要注意です。
強力な磁石ケースで貼り付け
られたら、普通に乗っているだけでは
まず気づけません。給油のついでや
週末の洗車の際、一度しゃがみこんで
愛車の下を覗く習慣をつけてみてください。 - カバンの「普段使わないポケット」
飲み会の席や、少し目を離した隙に
入れられるパターンです。
カバンの底板の下や、内ポケットの奥深く
などは一度チェックしておきましょう。 - 「贈り物」という名の罠
あまり疑いたくはありませんが、
ぬいぐるみやクッションの中に
縫い込まれるケースも存在します
。身に覚えのないプレゼントや、
関係性の薄い相手からの物品には、
少しだけ警戒心を持つことも身を護る術です。
3. テクノロジーで護る【スマホの設定を今すぐ確認】


相手がハイテクを使ってくるなら、
こちらも機能を使いこなして対抗しましょう。
難しいことはありません。スマホの設定を
確認するだけで、防御力は格段に上がります。
【必須設定】
iPhoneもAndroidも、現在は「不審なトラッカー(タグ)が近くにある」と警告してくれる機能が標準装備されています。
- iPhoneの方:「設定」→「通知」→「トラッキング通知」をONにしてください。
- Androidの方:「設定」→「安全と緊急時」→「不明なトラッカーの警告」をONにしてください。



私はAndroidですが、上記の方法ではトラッキング通知機能が表示されませんでした。以下のように「トラッカー」で検索したら出てきましたよ。


「なんとなく視線を感じる」
「最近、行く先々で同じ車を見る」
そんな違和感を覚えたら、これらの機能を
使って手動スキャンを実行してみてください。
4. 発見時の鉄則:タグは絶対に自宅に持ち帰らない


もし、自分の物ではないタグを
見つけてしまったら。
ここで焦って誤った行動をとると、
逆に危険を招いてしまいます。
冷静に、以下の手順で身を護ってください。
- 自宅へは帰らない(最重要)
自宅で発見した場合を除き、
外で見つけたなら絶対に家に
持ち帰ってはいけません。
自宅の場所を特定されることが
一番のリスクだからです。 - 指紋を消さない
怒りに任せて素手で掴んだり、
壊して捨てたりしないように
しましょう。それは犯人を
捕まえるための重要な「証拠」です。
ビニール袋などに入れて保管してください。 - 警察へ直行する
そのまま最寄りの警察署
交番へ持ち込むのがベストです。
「ストーカー被害の恐れがある」
と伝えれば、今の警察はしっかり
動いてくれます。
【不動館推奨】身を護るための関連グッズ
不動館のモットー通り「特別な才能」は
いりませんが、「備え」は必要です。
誰でも使える防衛ツールをご紹介します。
① 探知アプリ(Androidユーザー向け)
- Apple公式「Tracker Detect」
Androidユーザーの方が、
AirTagによる追跡を検知するための
アプリです。相手がiPhoneユーザー
(AirTag利用者)であっても、
これで発見できます。



無料ですので、入れておいて損はありません。
② 盗聴・盗撮・GPS発見器
- ハンディタイプの電波探知機
「不動館」としては、プロ仕様の
高いものでなくて構いませんので、
簡易的な発見器を一つ持っておく
ことをお勧めします。
旅行先のホテルや、更衣室などの
安全確認にも使えます。
不安を「可視化」して解消する
ためのツールです。
③ 物理的な施錠
- バッグ用ダイヤル錠
そもそも「入れさせない」のが
最強の防御です。カバンの
ファスナーに小さな鍵をかける。
この「面倒くさそうだな」と
思わせる一手間が、犯罪者を
遠ざけます。数百円で買える安心です。
結びに
不動館のモットーは
**「アスリートは目指さない」
「普通のおっさんが、普通に生き残る」**
です。
巧妙化する犯罪から身を護るのに、
格闘技の腕前は必要ありません。
必要なのは、正しい知識と、
ほんの少しの警戒心です。
不動館のモットーは
**「アスリートは目指さない」
「普通のおっさんが、普通に生き残る」**
です。
巧妙化する犯罪から身を護るのに、
格闘技の腕前は必要ありません。
必要なのは、正しい知識と、
ほんの少しの警戒心です。
今日からスマホの設定を見直し、
カバンの底を一度確認してみて
ください。 その小さな行動が、
あなたとご家族の「生きて帰る」
未来を護ることにつながります。
以上、【元警察官が解説】紛失防止タグ(エアタグ等)の悪用から自分と家族を「護る」ための生活防衛術でした!







