過去を振り返るべきか、忘れるべきか?反芻思考とメンタルへの影響を心理学から解説


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◆過去を振り返るべきか、それとも忘れるべきか

ある日、テレビに映った高齢の方が「一ミリも過去を振り返りたくない」と語っていました。
その言葉が胸に残り、私は考えました。
私自身も、過去の嫌な思い出を思い出してはイライラするタイプです。
だからこそ、その老人の言葉にはとても共感しました。

過去を思い出すことは、ときに心に大きな負担をかけます。
感情が波立ち、冷静でいられなくなることもある。
しかし、だからといって「過去から学ばない」のは、また別の問題です。


◆反芻(はんすう)思考はメンタルに悪影響

心理学では、嫌な記憶を繰り返し思い返す「反芻思考」は、
うつ病や不安障害のリスクを高めるとされています。
つまり、ただ思い出すだけでは逆効果であり、心に悪影響を与える危険があるのです。


◆感情に支配されず、学びとして振り返る

つらい過去、失敗、悔しさ――
それらを、無理に思い出す必要はありません。
でも、大切なのは「必要になったときに、取り出せる場所に置いておくこと」です。

感情を整理できていないうちに無理に振り返ると、
それは「学び」ではなく「苦しみの再体験」になります。

いったん距離を置き、感情が落ち着いたタイミングで冷静に見つめ直す。
それが、本当の意味での「学び」につながると私は考えています。


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この記事を書いた人

元警察官、元教習指導員(教習の教官)、空手歴20年以上の有段者。趣味はバイクと渓流釣り(テンカラ)、キャンプ。ミニマリスト(厳密に言うとシンプリスト)
人生の折り返し若しくは折り返しを過ぎ、「俺は何かを成す男だ」と幻想を抱きつつ、焦りとあきらめのはざまで、もがきながらも食べて飲んで笑って、そして寂しさを抱きながら働いているおっさん達を応援します。

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